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ラブラブタイムはじめます。 [子供達との楽しい日々]

*この記事は1年前の出来事です。

 一の姫様のことで支援センターに通うようになりましたが、今日は初めて訓練の結果を持って行きました。
2週間がんばりましたが、ランドセルを片付けるがある程度出来るようになり、「ごちそうさん」の時のおしゃべりは、ランドセルの半分くらいしか出来ませんでした。

でも、先週末、突然「私、居間のカラーボックス二階に持って行くよ」と言い出しました!

え?なに?突然?

そもそも、部屋で一人で勉強したくない、二階に荷物を持っていくのが面倒、居間で全部済ませてしまいたい、と言い張り、「ならばカラーボックスに全部入れておくこと。」とお互いが妥協して、居間にカラーボックスを置いてあったんです。
二階で勉強することに慣れ、ランドセルを二階に持って行くようになったら、自分から二階でなんとかできるといいだしたんです!
飴の包み紙でさえ捨てられない彼女が!半年前のおにぎりを大事に取っていた彼女が!「これ、使わないかも。捨てる。」と荷物の取捨選択まで始めた!!

雪降るぞ!絶対雪降る!と言うくらいの出来事でした。

支援センターにそれを話すと、「2つの事がうまい具合に影響したのではないか」と言うことでした。
オセロでたくさんのコマがひっくり返るように、いいところにコマがはまったようだと。
でも、それはすぐにまたひっくり返るかもしれない。そのときは「戻った」と思わずに、「ここまで出来るようになった」ととらえればいい。
どんなにコマがひっくり返ろうと、どんなに違うところにコマを置こうと、目的のコマがちゃんとした色であればいいのだと。

一の姫様はしばらくこのまま続けてみようと言うことになりました。

「一の姫様に影響され、二の姫様がこのがんばりシートをしてみたいと言い出すかもしれない。そのときは一緒にやればいい」と以前言われました。
二の姫様ももちろんやりたい!と言い出しましたが、「人生ゲームが欲しい」と言い出した。ご褒美にはちょっと高価すぎる。でも、「好きなおやつを作ってあげようか?」と言っても、「一の姫様のご褒美に乗っかればいいや」と言う感じで乗ってきません。

そもそもこの子は「出来ることはがんばる。出来ないことはなかったことにする」というタイプで、高飛びにたとえると、「この高さは飛べない」と思ったら、走ろうともしないタイプです。(ちなみに、一の姫はオリンピック級の高い目標を掲げ、そこに向かって無駄な努力をして疲れるタイプです(^^;;)
支援センターの話によると、それは「選択できないのではないか?」と言うことでした。
「どれにしていいか迷っちゃう」と言うよりは「私の欲しい物がないのなら要らない」というタイプ。0か1かのデジタルタイプです。

確かにいろんなところでそういう場面に出会います。
「二の姫ちゃん夕飯何がいい?」と聞くと、先に一の姫が答える。するともう言わない。
「どうせ私のお願いは聞いてくれないでしょ?」という態度に出る。
学校ではみんなをまとめるいい子だけど、意見がないから意見をまとめるところに回る。さらに、時折自分で選ぶと、いろんな失敗をする。
それが「責任をとれないから選びたくない」と言うことにつながるのではないかと。
目に見える物を選べない人は、目に見えない物が選べるはずがない。まず、選ぶことを教えてあげた方がいいと。

朝の寝起きがとにかく悪く、チンピラ並に当たり散らすことを話したら、まずは2週間血圧を測ってみる事を進められました。もしかして朝が血圧が上がりきらないのかもしれない。もしそうなら、朝からにっこり「おはよう」は無理に等しい。

そして、いろいろと話しているうちに、やはり「典型的妹タイプ」と言うことでした。

まずは、とにかく二の姫様だけの時間を作ること。
その中で、簡単なことを選ばせること。(旅行などの大きいことは、負の部分も大きくなるので避けた方がいい)
二の姫様との時間の間は、ほかの兄弟は我慢させること。(一の姫様には三の姫様の相手をさせると効果的。これは私の目を一の姫と三の姫から離すことも目的の一つ)

がんばり表は必要ないと言われましたが、目に見えるといいのでカレンダーにシールを貼ることにしました。
今日は読み聞かせで本を2冊選んでもらい、一緒にお風呂に入って新しいボディシャンプーと新しい石けんを選んでもらいました。
小さい頃からじーちゃんとお風呂に入る事が多く、小学生になってからは一の姫様といっしょだったので、「一緒にお風呂に入ろうね」と言うと、すごい大喜びしていました。こんなにうれしいの?と言うくらいでした。

やっぱり、一番気にかけてあげなきゃいけない子だったんだなぁと改めて思いました。

まずはそこから初めて、選べるようになったらがんばり表にご褒美を選んでもらおうと思います。

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ひさ

なんか、本当にすごくためになります。やっぱりみんな1人ずつに目を向ける時間が必要なんだと思いました。
by ひさ (2014-11-05 00:57) 

まげりん

ひさちゃん>なかなか無理なんだけど、一緒にお弁当の卵焼きを作るとか、魚をさばくことを教えるとか、そういうことを今はしています。
by まげりん (2014-11-09 09:57) 

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10月読書まとめてTweet 2014/11/05 ブログトップ

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