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帯締め長者♪ [きものおきもの♪]

先日、東京のおばあちゃんが亡くなりました。

着付け、習字、謡いの先生で、趣味は俳句と旅行、特技は和裁というとにかくなんでもやってみなきゃ気が済まないにぎやかなおばあちゃんでした。

で、所持品の整理をするというので、ママに「おばあちゃんの帯をもらってきてちょうだい!」と言ったら、「着物は丈が合わないし、いい物は『孫にはあげない』って生前言ってたから、誰ももらわないボロもらってきた!」と段ボールで3箱送って来ました。
四季折々の喪服一式・・・。
使うけど・・使うんだけどね・・・これ全部丈直しに出したらいくらかかるんだろう・・。
そして派手好きの私にはちょっと微妙な帯。
いいんだけど、しゃれてるんだけどね、どの着物に合わせよう・・・。

夏の絽の金糸の名古屋帯なんていうこれまた中途半端な遊び着の帯と、各種博多帯が素敵だったので丸々いただくことに。

さらに道行き一枚と、ウールのコート2枚。
そして銀座松屋(牛丼屋じゃないわよ!)のタグに「お誂え」とかかれた箱に入った紫のアンゴラの着物コート。
松屋でお誂えって・・・・なんかそんじょそこらのセレブと訳が違うぞ。

そして一番ありがたかったのが・・・・
090512_1222~01.jpg
箱いっぱいの帯締め。

丸ぐけはないものの、夏の帯締めやら、色とりどりの帯締めがごっそり!
着物って、帯締め帯上げが高いのよねぇぇ。下手すると安物の着物くらいするんだもん。


和装のいいところはちゃんと受け継げるって事。
こっちのうちのおばあちゃんの帯も形見としてありがたく使わせて頂いています。

ありがたやありがたや。
大事に使わせてもらうよ。おばあちゃん。

まぁ入っていた箱が100円ショップのかごってのはご愛敬だけどw
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