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はじめの一歩 [子供達との楽しい日々]

*この記事は1年前の物です。

ここでも、いろいろ特徴のある一の姫様ですが、健康保険証廃棄事件と、カラーガーズ事件を境に、私の心の中で、「やっぱり何かおかしい」と思い始めました。
来年から中学生、一度発達検査のような物を受けて、冷静に正しく「ここが弱くてここが強い」というものを見極めた方がいいのではないのか?

しかし、やはりこの手の試験を受ける=発達障害と思われてしまう。
もちろん、ダーリンも「そんな必要はない。」と言い張りました。
何度も喧嘩して、言い合って、それでも、お姉様やお友達から「一度受けてみればいい」と言われ、私一人で発達支援センターに相談に行きました。

私の住むところでは「発達障害支援センター」とはいいません。
普通に「育てにくいな。」「学校に行きたがらないな」と言う子にも対応してくれます。
そこの所長さんと話をしました。
・試験を受ける=発達障害ではないこと。
・受けたからと言って、支援級や通級学級に行く道を進めることではないこと。
・こちらが望まなければ学校には言わないこと。
・分析はしても、診断、判定は出来ないこと。(「発達障害」という名前もつけない)
・病院を勧めるときは、「本人にとって薬がある方が楽である」と判断した場合のみ。

正しいアドバイスをするために発達診断を進められました。

ダーリンは、はじめは頑なに「必要ない」といい、「姫がちゃんとしていれば、一の姫の変なところは直る」とまで言われました。当然、喧嘩にもなりましたが、最後には一緒にセンターに出向いて、担当者と話をしてくれました。

とりあえず、ダーリンは「俺はそこまで必要な子だとは思えないが、気をつけて見るようにする」と言ってくれ、実際、彼女がしている行動はどんな意味があるのか、なぜそのような行動を起こそうとするのか、を見てくれるようになりました。

そして、今日、センターからその後の話と、とりあえず今困っていることをクリアしていく課題をしてみようと言うことになりました。

私からセンターに伝えたことはだいたい以下の通り。
1.お片付けが出来ない。(なんでもだしっぱなし。とりあえず何でも棚に詰め込む)
2.何番目の引き出しの右の方と指定しても、物が見つけ出せない。(見えない物は探せない)
3.学級会でしっかりと自分の意見を言えるが、流れに乗っていなかったり、他の人と同じ意見を繰り返した入りすることで、周りに不快感を与えている。
4.叱られても、その後、すぐにケロッとした顔で別の話をするので、「懲りてない」「聞いてない」と言われ、余計に叱られる。
5.テレビを見ている最中に、そこで興味のあることについてべらべらとしゃべり出すので、みんなから「テレビ聞こえない!うるさい!」と言われる。

1.2.に関しては「片付ける」「探す」という事の意味がよくわかっていないのではないか。
彼女にとっては「見えない物」=「ない」という感覚なのでは。
まず、「何が見える?一つ一つ出してごらん」と声をかけ、すべて出した後に見つけるという行動を繰り返すことで、「探す」という意味がわかるのではないか、ということでした。
また、「ちゃんと」「きちんと」などの概念が人それぞれにあると言うことを教えてもらいました。
ちなみに、「ちょっと出かけてくる」の「ちょっと」は関東だと1時間、関西だと2時間という違いがあるとダーリンが教えてくれました。

3.と4.と5.は、我が家では「一の姫様の脳内垂れ流し」と言われていて、かなり共通している事で、「話すべき時でないときに話してしまう」と言うことでした。
特に4.は、叱られ慣れてしまって、叱られていることは頭で事務処理しているからこそ、切り替えられる。そこでそれを言っちゃいけないのに言ってしまう。と言うことだそうです。

とにかく目で見えないことは取りかかれないので、一番とっかかりやすそうな5.をしてみようと言うことになりました。

・私と一の姫が納得して出来そうなお約束を考える。
 今回は「「ごちそうさん」の時間はしゃべらない。」という約束にしました。
・出来たら、褒めて、一緒にシールを貼る。
 我慢していたしゃべりたいことは、終わったらしゃべる。
 朝7時半からの「早ごち」の時間に実践することにしました。朝出かける寸前ですが、「出来るだけ話を聞くよ。『いってきまーっす』って言ってから話してもいいからね。」と決めました。
・10個たまったら、ご褒美をあげる。
 「お金のかからない些細なこと。」という約束で、一の姫様が「週末の夕飯にもんじゃ焼き&焼きそばが食べたい」と書き込みしました。

この時に、面倒がってカレンダーとかには書かないこと。
出来ない事には何の意味もないので、出来た数だけをつけること。
もし、出来ないことが多かったら、もう少しレベルの低いところから始める。出来たら、もう少し進むようにする。

そのうち、成功体験が増えて、我慢することが出来るようになり、学級会でも生かしていけるようになる。といわれました。

本人に、3.について話したところ、「言えば、『いい考えだね』って受け入れてもらえるかもしれない」っていうので、、「いままで、うまくいったことあった?」と聞いたら、言葉を濁していたので、やっぱりこれが一番良さそうだと判断。

もう一つ、「ランドセルは夕飯までに2階に持って行くこと」を追加しました。
まずは、2階に上がってればいい。部屋の真ん中に放っておいてもいい。と決めました。

いままで本を読んでいろいろしていたけど、これがいいのか悪いのか?の判断は私には出来ないし、それが効果あったのかもなぁなぁになってわからなかったので、支援センターに確認してもらうことで、私と一の姫様とお互い楽になれたらいいなぁと思っています。

まずははじめの一歩です。(^^)
まずは2週間やってみることにしました。

2週間後、発達センターに持って行って、また話をしてこようと思います。


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ひさ

アキにも当てはまる点があり、納得というか共感というかです。
1245、3以外ですね(;´Д`A
ハードルの低いところから、参考になりました!!
by ひさ (2014-10-23 12:42) 

まげりん

ひさちゃん>特に「必要なし」と言われたんだけどね。
中学行ってから少しましになった…のか?
あまり協調性を問われなくなったからなぁ…
by まげりん (2014-11-04 08:44) 

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